そんなジュゴンの住む海へ行ってみよう、と11月のはじめ、沖縄本島のとある海岸へとやってきた。
とある海岸、としか書けないのは、忘れてしまったからではない。沖縄の地名は独特で、漢字がむずかしく、書けないばかりか読みもわからなかったからだ(ということにしておこう)。
案内をしてくれたのは、細川太郎さん。海を感じさせるいろんなアクセサリーのデザインから、海生哺乳類のレプリカ制作までをおこなうデザイナーである。
そして、『ジュゴンネットワーク沖縄』(※1)の中心的スタッフとして、暇を見つけてはマスクとノートを手に海草藻場(うみくさもば)へと向かい、食(は)み跡調査を続けている。 |