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毎日が山歩き 案内人 伊藤幸司(糸の会・登山コーチングシステム)  50歳を過ぎてからでも楽に山歩き、愉しく山登り、のんびり山遊びが楽しめる毎日を紹介します。
日本365名山 2006.11.08更新

第26回 神山(箱根山) 1頁 頁2
■金時山稜線から遠望する神山 ― 2003.1.8
外輪山北端の金時山から箱根火山の中央火口丘を望む。神山の手前が台ヶ岳、右に芦ノ湖があり、そのさらに右奥に光るのが駿河湾。

神山(箱根山) ― 1,438m
箱根火山の中央火口丘にして最高峰の神山は、圧倒的な観光地である箱根のなかにわずかに残された登山専用エリアで、自然林もここにはある。
標高約1,000mの箱根ロープウェイ・大涌谷駅から登れば、神山は標高差わずかに400mという軽い山であった。現在は大涌谷からのルートは噴気ガスのために通行止めとなっている。そこで箱根登山鉄道ケーブルの早雲山駅から登ると標高差は約700m。
標高差約700mは日帰りの山としては標準的に見えるが、神山から隣の駒ヶ岳に至ると、そこには駒ヶ岳ロープウェイがある。つい最近まで駒ヶ岳ケーブルカーというのもあった。おとなしくそれに乗ると、ほんとうに軽い山となる。
軽い山ではあるが、真冬の神山は富士山からの北西風にさらされてなかなかの寒さの中。それでいて太平洋岸の冬の天気に特徴的な快晴が続く。つまり、冬の寒さを味わいに行く山として秀逸。下ればもちろん選り取り見取りの風呂(温泉)があり、ぜいたくな食事もある。


アプローチ
箱根へは新宿から特急で1時間半ほどの小田急線がある。箱根湯本からはいかにも登山鉄道というおもむきの列車に乗り換えて強羅へ。強羅からケーブルカーに乗り換えて早雲山へ出ると、そこから長大なロープウェイで大涌谷→姥子→桃源台へと神山中腹を大胆にトラバースして行ける。
ちなみに運賃概算をしておくと、箱根登山鉄道が小田原→強羅650円、箱根登山鉄道ケーブルが強羅→早雲山410円、箱根ロープウェイは早雲山→大涌谷820円となる(大涌谷→姥子→桃源台は掛け替え工事のため2007年5月31日まで運休中・代替バス輸送)。
旅情をかき立てるには登山鉄道などがおすすめだが、実用的にはバスが便利だ。起点は小田原で小田原駅→早雲山駅入口→大涌谷→姥子→湖尻→箱根園というバスがおよそ30分間隔で出ている。小田原駅→早雲山駅は900円。
帰路は駒ヶ岳山頂からロープウェイで箱根園に下る。15分間隔の運転で片道620円、最終16:50。箱根園からは上記早雲山駅入口経由の小田原行きがあって、16時以降は16:30、17:30、18:00とあって、18:30で最終。運賃は片道1,270円となる。
しかしそれとは別に箱根園から元箱根を経て小田原に出るバスがあって、16時以降は16:00、17:00で、17:00が最終となるが、上記バスと同じ運賃で所要時間もほぼ同じ1時間ということで、小田原行きバスはほぼ30分間隔で運行されているというかたちになっている。
下山時刻が早い場合には風呂も食事もいろいろあるが、最終バスを考えるような時刻になった場合には、箱根園バス停前の箱根プリンスホテル(TEL 0460-3-1111)の露天風呂がおすすめだ。営業は無休で午後は12:00〜23:00/1,500円となっている。バスで小田原に出てしまって食事をすれば、帰路の小田急線、東海道本線、東海道新幹線がチョイスしやすい。小田原で食事となればいろいろあるが、駅前広場の一角にある大衆割烹・天金(TEL 0465-23-0261)は便利でもありおすすめできる。アジ寿司あたりからどうぞ。

ルートシミュレーション

この地図の範囲は国土地理院1:25,000地形図、横須賀13号-4(はこね)、でカバーされる。
赤い○印は標高50mごとに置いた半径50mの円。青い◇印は山頂から約500mごとの水平距離。○印の間隔によって登山道のある斜面の傾斜を把握できる。
さらにこの地図の特長は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と仮定して、時間とエネルギーを概算できること。
ルートマップ 拡大図はこちら

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