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| 005 草レースのすすめ「オープンカナディアンカヌーレース」 |
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カヌーレースといっても素人が気軽に楽しめるような草レースから、頂点はワールドカップやオリンピックのスラロームカヌー競技など、さまざまジャンルやレベルがある。
僕が川でいつも愛用しているオープンカナディアンカヌーに関しては、公式競技なるものはなく、あくまでも愛好家が遊び感覚で行なっているレースが主なものになる。しかし、そうはいってもレースと名の付ものには、ついつい真剣になってしまうものだ。 |
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大雪山系から流れ出した石狩川が最初にたどり着く大きな町が人口約36万人の旭川市だ。市内を流れる石狩川で毎年、10月の「体育の日」に合わせて旭川カヌークラブが開催してきた「オープンカナディアンカヌーレース」、05年は20回記念大会を迎え、10年毎のトータルポイント制のチャンプが決まる年でもあった。全道各地から50艇、気迫十分のカナディアン乗り100名が晩秋の石狩川に集結した。
レースのルールはいたって簡単。とにかく最初にゴールラインを切れば優勝という訳だが、何が起こるか分からないのがレースのおもいしろいところ。
04年の大会予選では私達のすぐ前を漕いでいた優勝候補のチームがまさかの沈脱(ちんだつ)。棚ぼたの私達は予選をトップで通過し、夫婦ペアカテゴリーで優勝のおまけまで付いてしまったのだった。 |
午前10時、昨日までの雨で少々増水した永山橋下流から予選Aブロックがスタート。その後の予選Bブロックの上位チームを合わせ、決勝レースは30艇で行なわれることとなった。
いよいよ決勝戦、予選の順位で下流側からカヌーを順番に並べていく。上位入賞をかなり意識しケブラー素材を使った超軽量挺や、瀬の中に突進しても水が入らないように波よけを付けたカヌー。さて、今年はどんなドラマが待ち受けているのか、期待と興奮、様々な思いを乗せ決勝戦がスタートした。
まずはスタートダッシュ、他のカヌーに絡まれないように、一番早い流れに乗ることがレース展開を大きく左右する。スピードが落ち、流れの中で横を向いてしまったカヌーを立て直しているようでは、とうてい上位入賞は望めない。周りの状況を的確に判断しながらポジショニングし、パートナーと息を合わせ漕ぎ続けなければならないのだ。決勝コースになっている秋月橋から新橋までの間、約4キロを全力で漕ぎきったパドラーの多くは精根尽き果て、川岸に倒れ込むのである。
さて、今回注目の10年毎のトータルチャンプは笠原隆平さんが見事に獲得。優秀選手賞には、五嶋さんと野村さんが選ばれ、3人そろっておじさんパワー炸裂といったところだ。
ちなみに、夫婦ペア部門では何とか連覇させていただいた。 「とりあえず来年は3連覇を目指して頑張るぞ!」と、から元気を言いながら全身の筋肉痛を見破られないうちに、そそくさと帰路についたのだ。 |
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