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もういちど自転車
山本修二のもういちど自転車 ママチャリだっていいじゃない。自転車に乗って坂を下れば、ほら気分爽快。ペダルを踏んで前へ前へ。気持ちだけは少年に。自転車に乗って、ジンセイゆるりと楽しみませんか?
第三十三話 3月7日更新
今年もミネアポリスへ ただうまいビールを飲むために彼らがしたこと
<3>
ミネアポリスのサイクルカフェ
表通りに面したカフェの入口。駐輪場は裏口にあるため、常連は裏から入ってくる。裏口側は、自転車ショップになっている
ミネアポリスに住むサイクリストたちは、自分たちの町が全米屈指のサイクルタウンだと話す。道路の走りやすさ、トレイルの多さと近さ、自動車のマナーのよさなどが主な理由。これに加えて、市の中心部には質の高いサイクルカフェが2軒あり、ここがサイクリストたちの情報交換の場となっている。
今回は、そのうちの1軒、ダウンタウンのど真ん中にある『ワン・オン・ワン』(※3)に出かけた。店は広く、日本のコンビニ2〜3軒分ほどのフロア面積を誇る。ゆったりとしたカフェ・スペースに加え、自転車関連の写真を展示販売するギャラリー、サイクルショップを併設している。コーヒーは、注文すると1杯ずつ落としてくれる。店内には無料の無線LANが整備されていて、パソコンを持ち込み仕事をしている人も見かけた。また地下の倉庫には、古い自転車やパーツがごっそりとストックされている。そんなパーツやフレームをレストアして販売するのも、この店のウリ。60年代、70年代の自転車はとくに人気で、組み上げるとすぐに売れてしまうそうだ。ミネアポリスの街中では、年代物の自転車が美しい姿で走っている様子を頻繁に目にするが、これはこの店の影響と想像できる。気取らず、気軽にサイクリストが集えるカフェ。こんな店が、わが町にも欲しい!
このカウンターでコーヒーなどを注文する。マフィンやクッキー、サンドイッチなど軽食のほか、スポーツ・ドリンクが充実しているのもサイクルカフェらしさ/ギャラリー・スペースでは、自転車の販売、ツール・ド・フランスをテーマにした有名写真家の写真の販売もしている
カフェ・スペースには、自転車をモチーフにした飾り付けが施されている。テーブルには自転車の専門誌が閲覧できるように置いてあった/カフェの地下にある秘密倉庫。年代物のフレームや自転車がごっそりストックされている/分解されたパーツも、部分ごとにバケツに入れられ、組み立ててもらえる順番を持っているかのようだった
(※3)『ONE ON ONE』http://www.oneononebike.com/
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